パリ五輪レスリング女子76キロ級金メダリストで宇都宮市出身の鏡優翔(かがみゆうか)選手(24)=サントリー=が大会会長を務める、全国の少年少女を対象としたレスリング大会「鏡優翔 サンフラワーカップ」(下野新聞社、株式会社KAWAII主催)が2026年3月20〜22日、同市体育館で初めて開催される。
ジュニア世代の育成、競技力向上が目的。大会は幼年から中学生までの男女を対象とし、県内で行われるレスリングの大会では最大規模となる約600人の参加を見込む。競技を始めて2年以内かつ、市民大会など小規模の大会を含めて優勝経験のない選手が出場できるビギナーの部も用意され、幅広いレベルの選手が自分の目標に向けて競い合える。
鏡選手は雀宮南小1年時に下野サンダーキッズ(下野市)で競技を始め、14歳まで本県でその技を磨いた。大会の企画、運営には本人も携わっている。「子どもたちが勝つ喜びや悔しさの両方を経験しながら『もっと強くなりたい』『次はこうありたい』と自分なりの目標を見つけるきっかけになる。そんな大会を地元・栃木から届けたい」と熱い思いを語る。
参加申込期間は来年1月31日まで。所定の申し込み兼承諾書に必要事項を記入の上、メール(sunflower-cup@shimotsuke.co.jp)にて受け付ける。参加費は1人5千円。(問)大会事務局(下野新聞社ビジネス局内)028・625・1001。
(加藤竜矢)
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