施設の入り口近くに設けられたおもいやり駐車スペース=12月上旬、県庁

おもいやり駐車スペースを示す看板と利用証=12月上旬、県庁

施設の入り口近くに設けられたおもいやり駐車スペース=12月上旬、県庁 おもいやり駐車スペースを示す看板と利用証=12月上旬、県庁

 妊産婦や傷病者ら駐車場に配慮が必要な人のための「おもいやり駐車スペース」の利用証について、有効期限を過ぎても返却されないケースが相次いでいる。栃木県は2021~23年度、原則1年間の有効期限があるタイプを年間5千枚以上交付したが、翌年度の返却枚数はいずれも半数未満だった。不適切に利用されているケースもあるとみられ、県は交付時に返却届を渡すなどして返却の必要性を訴えている。12月は同スペースの適正利用啓発期間。