J3優勝を決め、シャーレを手にサポーターに向けて拳を掲げる主将の内田=11月29日、相模原ギオンスタジアム

 真面目な性格で、誰からも慕われた。内田錬平(うちだれんぺい)主将(34)は栃木シティの支柱だった。

 空中戦と対人の強さを武器に最終ラインを守ってきたセンターバック。在籍6年目の今季、リーグ戦の出場機会はなかった。それでも練習から常に声を出し、仲間を鼓舞し続けた。