競走訓練に励む候補生

東京ドーム約6・5個分もの広大な面積を有する地方競馬教養センター

競走訓練に励む候補生 東京ドーム約6・5個分もの広大な面積を有する地方競馬教養センター

 

 2026年は午年。馬は「前進」「飛躍」といった力強いイメージがあるほか、農耕や運搬、祭事など古くから人々の生活に深く関わってきた動物でもある。県内の馬にちなんだ施設、旧跡、行事や、馬に携わる人々などを紹介する。

 時折吹く冬の冷たい風を切り裂くように、訓練馬が走路を勢いよく駆け抜けていく。走行練習に臨む馬上の騎手候補生たちのまなざしは真剣そのもの。教官のアドバイスを無線で聞きながら、騎乗時の姿勢やバランス感覚を養っていく。

 広さ約30ヘクタール、東京ドーム約6・5個分もの面積を有する那須塩原市接骨木(にわとこ)の地方競馬教養センターは、地方競馬全国協会が運営する地方競馬の騎手や調教師の養成を担う国内唯一の施設で、1964年に設立された。これまでに約1750人の騎手を輩出している。