アイスホッケーアジアリーグは28日、日光霧降アイスアリーナほかで2試合が行われ、HC栃木日光アイスバックスは6-3で東北に逆転勝ちした。3連勝で通算16勝8敗の勝ち点50、順位は2位のまま。

 バックスは第1ピリオド(P)1分18秒、右サイドからの展開をFW鈴木健斗(すずきけんと)が決めて先制。その後3連続失点したが、FW寺尾勇利(てらおゆうり)が返して2-3とした。第2Pは7分50秒にDFヨーナス・ウイモネンの得点で同点とし、13分にはFW古橋真来(ふるはしまくる)からパスを受けたFW清水怜(しみずりょう)が勝ち越し弾。第3Pも攻撃を緩めず、鈴木健、FW石田聖也(いしだせいや)の得点で突き放した。

 次戦は来年1月17日午後2時から、同会場で神戸と対戦する。

第1ピリオド15分32秒、バックスの寺尾(中央)が2点目を決めて喜ぶ=日光霧降アイスアリーナ
第1ピリオド15分32秒、バックスの寺尾(中央)が2点目を決めて喜ぶ=日光霧降アイスアリーナ

 

第2ピリオド13分0秒、バックスのFW清水が勝ち越しゴールを決めてファンと喜ぶ=日光霧降アイスアリーナ、森田大地撮影

第2ピリオド13分0秒、バックスのFW清水が勝ち越しゴールを決めてファンと喜ぶ=日光霧降アイスアリーナ、森田大地撮影

 

第2ピリオドで勢い取り戻す

 バックスは3連勝で年内最後の試合を締めくくった。東北戦の連勝は今季初で藤澤悌史(ふじさわよしふみ)監督は「逆転で勝てたのは大きい。新年への弾みになる」と頬を緩めた。