野木神社に伝わる黒馬繋馬図絵馬を示す海老沼宮司

 

 2026年は午年。馬は「前進」「飛躍」といった力強いイメージがあるほか、農耕や運搬、祭事など古くから人々の生活に深く関わってきた動物でもある。県内の馬にちなんだ施設、旧跡、行事や、馬に携わる人々などを紹介する。

 拝殿に足を延ばすと、今にも飛び出してきそうな荒々しい黒い馬の姿に目がくぎ付けとなる。江戸後期の南画家谷文晁(たにぶんちょう)筆の県指定文化財「黒馬繋馬図絵馬(こくばけいばずえま)」だ。