バスケットボールの第101回天皇杯全日本選手権ファイナルラウンド第3日は8日、東京都の代々木第一体育館で準々決勝4試合が行われ、B1宇都宮ブレックスはB1千葉Jに一時最大19点差をつけられながら71-66で逆転勝利。2大会ぶりに4強入りした。

 ブレックスは第1クオーター(Q)、得意の3点シュートが決まらず相手に連続12得点を許すなど10-25の立ち上がり。第2Qはアイザック・フォトゥらの得点で差を縮め、29-40で試合を折り返した。

 後半は流れが一変。第3QはD.J・ニュービルの3本の3点シュートを含む12点のほか、堅守で相手を12得点に抑え49-52。第4Qも流れは変わらず同3分、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)の3点シュートで逆転。その後も小川敦也(おがわあつや)らの得点で相手を突き放した。ニュービルは両チーム最多の22得点、ギャビン・エドワーズも同じく最多の12リバウンドを記録した。

 第4日は10日、同会場で準決勝2試合が行われ、ブレックスは午後4時からB1三河と対戦する。

 第92回皇后杯は8日、代々木第二体育館で準々決勝を行い、2連覇を狙う富士通はトヨタ紡織に59-56で競り勝ち、デンソーは前回準優勝のアイシンを65-44で退けて、準決勝に進んだ。

第4クオーター4分、ブレックスの遠藤がシュートを放つ=代々木第一体育館、磯真奈美撮影
第4クオーター4分、ブレックスの遠藤がシュートを放つ=代々木第一体育館、磯真奈美撮影

■鬼門突破し「勢いに」

 大会初制覇へ、勢いを加速させる大逆転勝利だ。ブレックスは最大19点のビハインドを全員バスケではね返し千葉Jを撃破。比江島慎(ひえじままこと)は「苦しくない方が良いが、試合の中で修正し勝てたのは大きい」と誇った。