有害物質の除去剤を接着剤に混ぜ、ローラーで木材に塗布するインドの合板製造工場(丸昌産業提供)

 特殊繊維製造・化学薬品研究開発の丸昌産業(佐野市田島町、小久保和浩(こくぼかずひろ)社長)は、経済成長が著しいインド市場の開拓に注力している。同社が開発した発がん性物質ホルムアルデヒドの除去剤は、木材の接着剤に混ぜることで原料に含まれるホルムアルデヒドを吸着する。インドでは住宅や家具の需要が旺盛な一方、有害物質による健康問題が浮上している。同社の除去剤は、作業の手軽さやコスト面から有効策として注目を集め、現地の合板メーカー約20社と商談を進めている。