公共施設(右)と民間商業施設が併設する「ふらっと壬生テラス」

 【壬生】旧城下町地区ににぎわいを取り戻す起爆剤にしようと、町が通町の旧町本庁舎跡地に整備を進めてきた「ふらっと壬生テラス」が完成し、21日から順次供用を開始する。起業支援のチャレンジショップや気軽に利用できるコミュニティーカフェを備えた「公共機能エリア」と、スーパーが営業する「民間活力導入エリア」を一体的に配置し、地域活力を高めるための新拠点として期待される。

 公共エリア(約3200平方メートル)は、旧役場別館を改装した「町民活動支援センター」と広場、公園などで構成。センター1階には、町内での起業を目指す人が実戦経験を積めるチャレンジショップを設置し、第1号店として美容サロン「エテルナ・アイラッシュアンドビューティ」が開業する。同階のコミュニティーカフェは町内団体「FULA(フラ)」が運営し、ハンドメイド作品の展示などを予定している。2階は町民活動支援センター「みぶりん」が利用し、カフェとの連携も模索する。

 広場にはキッチンカーが常時出店し、公園には飛び跳ね遊具を設置、親子連れの憩いの場となる。

 民間エリア(約5400平方メートル)では24日、スーパー「たいらや」が営業を開始。生活の利便性向上と地域活性化が見込まれる。

 エリア名は町民公募で決定し、「誰もがふらっと立ち寄れる明るく風通しの良い中心部」を意味する。

 町総合政策課は「チャレンジショップ出店者が将来的に蘭学通りなどに出店し、地域を盛り上げてくれるよう期待する。施設全体を地域のシンボルとして育てていきたい」としている。