オリヒメを通じた交流を体験する子どもたち

オリヒメを介してモナカを案内する市民コンシェルジュやスタッフ

オリヒメを通じた交流を体験する子どもたち オリヒメを介してモナカを案内する市民コンシェルジュやスタッフ

 【真岡】病気や障害などで外出が難しい人への理解を深めてもらおうと、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」の実演がこのほど、荒町の市複合交流拠点施設「monaca(モナカ)」で行われた。モナカ開館1周年記念事業の一環。

 オリヒメはベンチャー企業オリィ研究所(東京都)が、外出困難者の社会参加を目的に開発した。全長約23センチでカメラやマイク、スピーカーを搭載し、遠隔操作で頭や手を動かしながら会話ができる。

 実演では、狭心症を患う東京都三鷹市、児童館職員土佐法子(とさのりこ)さん(53)ら3人の公認パイロットがオリヒメを遠隔操作した。土佐さんはオリヒメを介し、市民コンシェルジュの案内でモナカを見学。その後のトークショーでは、病気の経験やオリヒメを通してカフェで接客を行っていることなどを紹介した。じゃんけんや絵本の読み聞かせなどで、子どもたちとの交流も楽しんだ。

 土佐さんは「モナカのように温かい場所で子育てできて真岡市民はいいな」と感想を述べ、「障害があるといろんな所に行けないが、オリヒメを通すとすぐに行ける。多くの人に使ってもらえれば」と話した。