記者会見に臨む奥さん(右から2人目)や毛塚さん(右端)ら=9日午後5時、東京・霞が関の司法記者クラブ

 「遺族の気持ちを理解してくれている」「一審判決維持の確信を持った」。那須雪崩事故の控訴審初公判が東京高裁で開かれた9日、被害者参加制度を利用して裁判に参加した6遺族10人は、弁護側の証拠調べ請求を全て却下した裁判所の判断を歓迎した。被告3人に禁錮2年の実刑判決が言い渡された一審宇都宮地裁判決から約1年8カ月。事故発生からは9年近くが経過した。遺族らは月日の流れを実感しつつ、消えることのない悲痛を語った。