白ワイン「2024 田島川右岸」

 ココ・ファーム・ワイナリー(足利市)は、ワイナリー近くのブドウ畑「田島川右岸」のブドウを使って醸した白ワイン「2024 田島川右岸」を発売した。

 「田島川右岸」は1999年から、こころみ学園の農業従事者や栽培スタッフが開墾を始めた。緑肥作物の草花を育て、それを刈って鋤き込み、土壌養分や土壌微生物を増やして土壌を整えてきた。さまざまな品種に挑むなど試行錯誤を繰り返しながらブドウの生育環境を整え、その結果、ヴィニョール種やトラミネット種などが元気よく育つようになった。

 「2024 田島川右岸」は2024年に田島川右岸で収穫されたヴィニョール種、アルバリーニョ種、トラミネット種、マルヴァジア種、オンダラビスリ種、足利市田島町や佐野市赤見町のこころみ学園のリースリング・リオン種 プティ・マンサン種など計10種を原料とした。

 房全体をやさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクや益子焼の甕(かめ)に入れ、野生酵母を用いて約15度の室温下で約20日間醗酵させた。その後、ステンレスタンクで野生乳酸菌による醗酵を続け、約9カ月間熟成させた。

 味わいは、グレープフルーツ、蜜柑、ビワ、ユリ、レモングラス、カモミールの香りがある。口に含むと華やかな印象の後に溶け込んだ爽やかな酸味が続き、焦げたような火打石、ヨーグルトのニュアンスと共に程よい苦みと旨味がじっくりと広がっていくという。 アルコール度数10・8%。価格は750ミリリットルが3740円。同ワイナリーのオンラインショップからも購入できる。