栃木県アマチュアゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、下野新聞社主催)は今年、40回目の節目を迎える。節目の大会は7月9日、東松苑GCで開催されることが決まった。
その歴史を振り返ると、第1回は1987(昭和62)年。66年の県知事盃競技大会、78年のキング・オブ・チャンピオンズ大会、83年の県社会人アマチュア選手権に続いて誕生した。参加資格に制限を設けないオープン競技だけに、そのタイトルの価値は知事盃に次ぐ重みを持っている。
舞台として最も多く開催されたのが塩原CCの12度、次いで日光CCの7度。閉鎖となったサンレイクCC、東宇都宮CCなどでも開催している。
第1回大会は鹿沼CCで2日間36ホールで争われた。1日27ホールも11度行われ、第23回からは18ホールでの競技となった。優勝者の最高齢は第6回の高松英明(益子)の58歳。次いで佐藤一夫(宇都宮)の50歳となる。
高校生王者は第18回の小林伸太郎(群馬、佐野日大3年)、第21回の久我悠太郎(那須、作新学院3年)、第23回の梅山和宏(真岡、同3年)、第24回の長谷川楓弥(群馬、同2年)、第33回の佐藤卓郎(東京、佐野日大2年)の5人だ。
特に小林はこの年に日本ジュニアを制し、東北福祉大3年時には田村尚之と41ホールに及ぶ熱戦を制して日本アマ王者に輝いた。その後、プロとなりツアー1勝を挙げている。
プレーオフ(PO)が14度と多いのも、この大会の特色だ。高松が優勝した第6回(塩原CC)は、2オーバー74で5人が並んでPOに突入。1ホール目で高松がバーディーを奪った。第8回(サンレイクCC)は4人のPO。2ホール目からは高久正二(那須)と戸祭康生(宇都宮)の一騎打ちとなり、何と8ホール目までもつれ込み、高久が振り切った。
第20回(宇都宮CC)は3人のPO。難グリーンで知られる北1番で柏木豪(日光)が7メートルのフックラインを見事に沈めた。第29回(日光CC)も3人。北山保士(宇都宮)、張田巧(日光)、渡辺幹根(小山)という豪華な顔ぶれのPOだった。この年の県オープンをアマで制した北山が1ホール目でバーディーを奪い、熱戦をものにした。
第38回(宇都宮CC)は4人によるPOという大熱戦だった。後藤貴浩(宇都宮)、菊地一郎(福島)の知事盃優勝者2人と、売り出し中の小島則孝(宇都宮)を破ったのが、伏兵の佐藤健(宇都宮)だった。1ホール目でバーディーを奪って王座に就いた。
最多優勝は、県内主要大会14勝で“最強のアマ”と評された日向和弘(宇都宮)の3勝。金浩延(宇都宮)、中三川勝弘(那須塩原)、半田裕一(宇都宮)、後藤貴浩(同)が2勝している。
女子の部が第3回から4年間、設けられていたことを知る方も、今は少ないことだろう。小松恭子(宇都宮)が4連覇を飾った。
第40回大会も、目が離せない熱戦が繰り広げられるだろう。近年の県アマ界をけん引している後藤貴浩(宇都宮)が日向と並ぶ3勝目を挙げることができるか。全国の舞台で活躍している張田巧(日光)が2勝目を飾れるか。矢板橋学(市貝)が男子で2人目の連覇を達成できるか。節目の大会へ、興味は尽きない。

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