完璧主義の強盗、執念の刑事、狂気の邪魔者―。3者がある場所へ吸い寄せられていく終盤の構成がさえる。待ち受ける心理戦クライマックスの結末は予想がつかない。エピローグは言葉少なく、イカした幕のおろし方だ。映画「クライム101」(全国公開中)は、大人の犯罪アクションスリラーだ。
キャストが充実している。完璧な強盗はクリス・へムズワース、執念の刑事はマーク・ラファロ、強盗の邪魔者はバリー・コーガン、強盗の共謀を持ちかけられるのがハル・ベリー。
【あらすじ】強盗稼業のデービス(クリス・へムズワース)は米西海岸のハイウェー101号線上でばかり、高額な宝石強盗を繰り返し、4年間ミスはなし。独自のルールがあり「悪い奴しか狙わない」「相手の体を傷つけない」「痕跡は残さない」。いい加減、足を洗おうと、最後に大仕事をしようと、高額商品を扱う保険会社に勤めるシャロン(ハル・ベリー)に接触。1100万ドルの宝石を標的に、共謀を持ちかける。
うまく行きだしたかに見えたが、ロサンゼルス警察の異様に執念深い刑事ルー(マーク・ラファロ)だけは捜査を続け、真相に迫っていく。一方で、デービスと同じ裏社会ネットワークの中にいる男オーモン(バリー・コーガン)が、獲物を横取りすべくデービスをつけ狙ってくる。失敗しない男・デービスの計画が狂っていく…。
見どころとキャストの言葉、バート・レイトン監督をギュッと紹介する動画をYouTube「うるおうリコメンド」(うるりこ)でご覧になれます。映画の予習などにお役立てください。(共同通信 宮崎晃)
▼解説動画URL
https://youtu.be/ARmHvDR7Nf4
▼映画「クライム101」2026年2月13日(金)日米同時公開
・キャスト:クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、バリー・コーガン、モニカ・バルバロ、ニック・ノルティ、ハル・ベリー
・監督&脚本:バート・レイトン(『アメリカン・アニマルズ』)
・原作:ドン・ウィンズロウ「犯罪心得一の一」(クライム101)
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