「禍福は糾える縄の如し」という故事成語もありますが、「喜びと悲しみはセットで来る」というのが持論です。

 2024年の秋、夫の胃がんが肝臓に転移してしまいました。担当医が見せてくれた肝臓の画像に写る腫瘍はとても小さくて、「こんなに小さかったら、ステージⅠですか」と私が先生に訊いたら、「転移した段階で、どんなに小さくてもステージⅣです」と言われました。

 肝臓がんとしてのステージⅣなのか、胃がんとしてのステージⅣなのか私には分かりませんでしたが、いずれにせよ「ステージⅣ」という言葉はズシンと来ました。