~営農・販売・地域振興の3本柱で生産から消費までを一体でつなぐ新たな挑戦~
レストランチェーンの運営を手がける株式会社Genki Global Dining Concepts(本社:東京都台東区 代表取締役 社長執行役員 藤尾益造、以下「当社」)は、米の安定供給と地域農業の持続性確保を目的に、新たに農業法人「株式会社 清原Genkiファーム」を2026年4月1日に設立いたします。
当社が、食材調達の川上である「生産」に直接関わることで、CSR・サステナビリティの取り組みを強化するとともに、安定した調達体制の構築および地域と中長期的なパートナーシップの確立を目指します。

■なぜ今、レストランチェーンの運営から農業へ踏み出したのか?
当社は、外食事業における中長期的な競争力強化を見据え、食材調達のあり方を見直してきました。その中で、日本の農業、特に米作りが、担い手不足や高齢化、気候変動などの影響により、持続性が問われる状況にあることを強く認識しています。
地域農業の基盤が揺らぐことは、日本の食文化や安定した食の提供にも直結する課題です。こうした課題は生産現場だけでなく、食を提供する外食産業にとっても無関係ではありません。
そこで当社は、「調達する立場にとどまるだけでよいのか」という問いに向き合いました。おいしさにこだわり、食の価値を提供する企業として、食材調達の川上である「生産」に直接関わる道を選択し、農業法人を設立することを決定しました。地域農業の一員として課題を共有し、持続可能な食の未来を共に築いていくための決断です。
■農業法人設立の目的・狙い
1. 川上戦略の一環としての生産分野への参入
当社は、外食事業における中長期的な競争力強化を目的に、食材調達の川上に位置する生産分野へ参入します。農業法人の設立は、サプライチェーンを垂直統合し、安定供給と品質確保を実現する川上戦略の一環です。
2. 調達力強化による外部リスクの低減
生産した米の確保を通じて、米の調達力強化を図ります。現在約150トンの米を、将来的には約500トン規模へ拡大する計画です。これにより、価格変動や供給不安などの外部リスクを低減し、安定した店舗運営につなげます。
3. 地域貢献(CSR)の推進
生産分野への参入にあたっては、耕作放棄地の活用やグリーンツーリズムの推進など、地域課題の解決にも取り組みます。地域農業の一員として、雇用創出や交流促進を通じた地域活性化を目指します。
■生産現場と店舗をつなぐ運営体制
当社はこれまで外食事業において店舗運営・商品開発のノウハウを培ってきましたが、農業は新たな挑戦となります。そこで、生産・流通・消費が分断されない農業モデルの構築を目指し、以下の体制で事業を進めます。
1.地域農家との連携
宇都宮の地で長年にわたり営農に取り組んできた農家・山口智三氏と連携し、栽培技術や圃場管理に関する知見を取り入れます。技術的な判断や品質管理についても、山口氏をはじめとする専門家の指導のもと進め、安定した生産体制の構築を目指します。こうした優れた農業ノウハウを有する山口氏と当社は協業し、山口氏が新設する株式会社明地と合弁会社「株式会社清原Genkiファーム」を2026年4月に設立する予定です。

2. 最新技術の活用による効率化・品質安定
ドローンやセンサーを活用した圃場モニタリング、乾田栽培などの先端技術の導入も視野に入れ、生産効率の向上と品質の安定化を図ります。経験と技術を組み合わせた、持続可能な農業モデルを目指します。
■事業計画の概要
1. 米の生産・活用計画
当面は、栃木県内の当社グループ店舗(魚べい、元気寿司、千両、うま勝)への米の供給を開始し、県内年間使用分をカバーできる約500トンの生産を目指します。また、農業従事者の高齢化に伴い、営農の継続が難しくなった方々の農地を引き受けながら米の生産を行うことで、耕作面積の拡大を進めていく方針です。
2. 野菜・果物の生産計画
米を中心としながら、野菜や果物の生産にも同時に取り組み、事業の安定化を図ります。各品目の生産規模は段階的に拡大し、一部は当社店舗の食材やデザートなどにも活用していく予定です。
3. 地域振興への取り組み計画
営農体験やグリーンツーリズム(※1)など、体験型事業を検討しています。地域住民や来訪者との交流を通じて、地域活性化に貢献してまいります。
※1 グリーンツーリズムや体験型事業の構想
当社は農業生産にとどまらず、地域と連携し、農業体験や収穫体験など、自然と触れ合える機会を提供する取り組みを進めてまいります。来年以降にはバーベキュー施設や各種レジャー体験の導入も視野に入れています。これらの活動を通じて、地域の魅力発信と活性化に貢献していく考えです。

■今後のスケジュール
2026年4月1日 株式会社清原Genkiファーム設立
2026年9月 認定農業者取得・初年度収穫
2026年秋頃 栃木県の魚べいを始めとする店舗で提供開始
■今後の展望
―生産から消費までを一体でつなぐ、持続可能な未来へ ―
川上戦略における調達力の強化は、まだ始まったばかりの挑戦です。今後も地域の生産者との対話を重ね、信頼関係を築きながら、共に成長し進化させていきます。こうした取り組みを通じて、外食企業としての新たな価値を創出するとともに、持続可能な食の未来づくりに貢献してまいります。
■合弁会社の概要
会社名:株式会社清原Genkiファーム
設立時期 :2026年4月1日設立予定
所在地:栃木県宇都宮市大通り1丁目4番22号 MSC第2ビル2階
代表者:代表取締役 山口 智三
資本金:5千万円
■会社概要
会社名:株式会社Genki Global Dining Concepts(東証スタンダード 証券コード:9828)
所在地:東京都台東区上野3丁目24番6号 上野フロンティアタワー19階
創業:1968年12月12日
会社設立:1979年 7月26日
代表者:代表取締役 社長執行役員 藤尾 益造
事業内容:レストランチェーンの経営
会社HP:https://www.genki-gdc.co.jp
企業理念:私たちは、まごころ込めた一皿で、豊かで楽しい時間(ひととき)を提供し、世界中を“元気”にします
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