4月に事業所名称が変更されるニッカウヰスキー栃木工場。中央は高層の新貯蔵棟=さくら市

ウイスキー原酒を熟成させる高層貯蔵棟のたる=さくら市

4月に事業所名称が変更されるニッカウヰスキー栃木工場。中央は高層の新貯蔵棟=さくら市 ウイスキー原酒を熟成させる高層貯蔵棟のたる=さくら市

 ニッカウヰスキーは4月1日、さくら市早乙女の「栃木工場」を「栃木エイジングセラー」に変えるなど三つの蒸溜所・工場の名称を変更する。

 主要な蒸溜所や工場をブランドの魅力を発信するための重要拠点と位置付け、国内外に分かりやすく伝わるよう名称を変更することにした。

 栃木工場は余市蒸溜所(北海道余市町)や宮城峡蒸溜所(仙台市)などで製造された原酒をタンクで受け入れ、たるで長期間熟成させる施設として1977年から稼働。本社からのレシピに従って熟成原酒をブレンドし、瓶詰めを行う柏工場(千葉県柏市)に出荷している。

 栃木工場は約23万7千平方メートル。貯蔵庫が中層(高さ15メートル)10棟、2024年9月に完成した新貯蔵庫1棟を加え高層(高さ30メートル)4棟の計14棟。

 「余市蒸溜所/北海道工場」は「北海道 余市蒸溜所」に、「宮城峡蒸溜所/仙台工場」も「仙台 宮城峡蒸溜所」にそれぞれ名称を変更する。同社は将来的にプレミアムウイスキーカテゴリー(日本で700ミリリットル参考小売価格2千円以上)の世界販売量で「トップ10入り」を目指している。