大田原市北金丸の群生地でザゼンソウが咲き、県北地域に春の訪れを告げている。
落ち葉の中から開花するザゼンソウ=1日午前10時40分、大田原市北金丸
山中の湿地に生える多年草で、座禅を組む僧侶に見えることが名前の由来とされる。地域住民でつくる「北金丸ザゼン草を守る会」が保全活動を行い、同市の天然記念物に指定されている。同会によると、2月上旬から開花。今年は雨が少なかったため、例年より1週間ほど遅いという。
雑木林に陽光が差し込んだ1日は、落ち葉の間から約30株を確認できた。同会の新江俊弘(あらえとしひろ)会長(72)は「株数は少なくなっているが、春のザゼンソウを楽しんでほしい」と話していた。
今月中旬まで約150株の花が次々と咲くという。
(近藤文則)
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