麦芽粕を使った作ったパン「ガッサン・フォカッチャ」(左)と焼き菓子「チャウス・フロランタン」=那須町

 クラフトビール製造やレストランを運営する那須高原ビール(那須町高久甲、小山田孝司(おやまだたかし)社長)は、ビール仕込み後に出るモルトフィード(麦芽粕(かす))を使ったパンや菓子作りに挑んでいる。麦芽粕を脱水、乾燥、製粉して大麦粉として使用。同社は、オーガニック(有機栽培)の認証を受けた自社農場でビール麦栽培にも取り組んでおり「安心安全で健康的。サステナブルとしての価値も高いものを作る」とする。安価な食材として自社以外への提供も視野に入れる。

 同社によると、ビール1回の仕込みには通常、250~300キログラムの麦芽を使用。その半分近くが麦芽粕となる。