栃木トヨタ自動車(宇都宮市横田新町、新井孝則(あらいたかのり)社長)とトヨタ自動車は16日、宇都宮市の交流施設ミナテラスとちぎで、トヨタの次世代モビリティ「e-Palette(イーパレット)」の自治体向け展示会を開いた。物流や移動サービス、イベントなど多様な活用が可能な電気自動車で、栃木県での展示は初めて。

自治体向けに展示されたトヨタのイーパレット=16日午前、宇都宮市
自治体向けに展示されたトヨタのイーパレット=16日午前、宇都宮市

 イーパレットは2025年9月に発売。全長約5・0メートル、幅約2・1メートル、高さ約2・7メートルで、定員は運転手を含めて17人。フル充電時の航続距離は約200キロメートルで、今後は自動運転機能も備える予定だ。

 床が低く、ドアが大きく開くため、車いすやベビーカーでも乗り降りしやすいのが特徴。座席をたたんで室内空間を広げればキッチンカーなどとしても利用でき、朝夕の通勤時間帯はシャトルバス、昼間は移動店舗など、複数の目的での活用も想定されている。

 自治体向け展示会には県や市町、企業の関係者ら約20人が参加。トヨタの担当者から車両の説明を受け、公道で試乗も行った。栃木トヨタ自動車の新井社長は「メーカーとも連携し、デマンド交通など地域のニーズに対応し課題解決につなげたい」と話した。