福祉サービスセンター「おおや」で内藤理事長(左)に塗り絵を披露する50代男性

 知的障害者の福祉サービスセンター「おおや」(宇都宮市大谷町)。30~60代の12人が家族や施設の送迎で通い、パズルや塗り絵など思い思いに活動する。

 同施設や障害者グループホームなどを運営する「真純乃郷(ますみのさと)福祉会」の内藤和江(ないとうかずえ)理事長(54)は、障害者の家族が将来を憂う声に耳を傾けてきた。「心配ごとは財産やお墓など各家庭で異なり多岐に及ぶ。万が一の備えは不可欠」と指摘しつつも、「『何を準備するべきか分からない』『まだ大丈夫』などと先延ばしにし、親亡き後に備える保護者は少ない」と明かす。