JR小金井駅西口周辺でにぎわいを創出しようと、下野市は1月から、キッチンカーが集う「こがねいマルシェ」を小金井の旧JAおやま国分寺支店の駐車場で始めている。西口周辺活性化の有効性を探る社会実験も兼ねた取り組みで、現在は毎週火、木曜の午前11時~午後4時半に開かれている。ランチを楽しめるほか、今後は営業時間も延長し、学生や保護者の送迎待合場所としての活用も促していく。
市は「市立地適正化計画」でJR3駅(小金井、自治医大、石橋)周辺を都市機能誘導区域と位置付け、地域の特性を生かしたまちづくりを進めている。小金井駅周辺は首都圏へのアクセスに優れた居住環境がある一方、他の2駅に比べ商業機能の集積が乏しく生活利便性向上や交流創出が長年の課題となっている。
そこで市が中心となり、地元の市民らでつくる「小金井駅周辺活性化プロジェクトメンバー」と官民協働の形でマルシェを企画。1月からこれまでに計7回開かれ、市民のほかJR東日本の職員らが利用しているという。
2月24日に行われたマルシェでは、そばやラーメン、タコライス、クレープなどを提供する4台のキッチンカーが出店。昼食を食べに訪れていた同社社員の金岩辰幸(かないわたつゆき)さん(38)は「人とのつながりが生まれて街が活気づくと感じる。定期的に開いてほしい」と話す。
永塚勝(ながつかまさる)市都市政策課長は「周辺地域の方々が誇りと愛着を持って運営に携わり、主体的に地域が発展するきっかけになれば」と期待する。
「天平の花まつり」の期間中も取り組みを継続し、花見に訪れる観光客など幅広い層に立ち寄ってもらい、同駅周辺のさらなるにぎわい創出につなげたい考えだ。
ポストする





