コラボメニューの「酒粕フレンチトースト」と「酒粕ラテ」をPRする高波さん

 【真岡】学生主体で門前地区の地域活性化に取り組む「田町門前地域活性化推進実行委員会 恋とパンダ」は25日までに、同地区の酒蔵や飲食店などと連携したコラボメニューを開発した。酒かすやラッカセイなどの地域資源を組み合わせた全3種類。地域の魅力発信やにぎわい創出、店舗間の連携強化を図る。コラボメニューは4月14日まで協力する飲食店で限定販売している。

 実行委は、かつて花街としてにぎわった同地区に活気を取り戻そうと、地区出身の学生らが中心となって2025年8月に発足。学生2人と事業者ら計7人で、イベントや商品企画などに取り組んでいる。

 地域ブランド化も視野に入れ、昨年12月から試験的にコラボメニュー開発に着手。いずれも地区で営む酒蔵「辻善兵衛商店」、ラッカセイ加工販売「よしはら」、喫茶店「喫茶恋とカセット」、居酒屋「あかり」の4店が協力し、打ち合わせや試食会を重ねてきた。

 美容や健康に良いとされる発酵食品に目を付け、今回開発したメニュー全てに辻善兵衛商店の純米吟醸酒かすを使った。喫茶恋とカセットで提供するのは、酒かすで風味付けした厚切りの食パンに、よしはらのラッカセイの蜂蜜漬けを添えた「酒粕フレンチトースト」(950円)と「酒粕ラテ」(600円)。あかりでは、辻善兵衛商店の日本酒と酒かす、市産イチゴのペーストを使った「いちご酒粕×日本酒カクテル」(900円)を販売する。

 売り上げの一部は実行委の活動費に充てるという。委員長を務める文化学園大(東京・渋谷区)2年高波真妃(たかなみしんぴ)さん(20)は「温かい門前地区の魅力を多くの人に知ってもらい、盛り上げていきたい。ぜひ食べに来てほしい」と呼びかけている。