真岡市は31日までに、10月から上下水道の料金体系を改定すると発表した。水道料金が平均26・8%、下水道使用料は平均28・1%引き上げる。料金改定は消費増税によるものを除き、水道が1994年、下水道は2001年以来。

 水道事業は老朽化する設備の更新や人件費、物価高騰などで支出が増える一方、人口減少に伴い収入は減少している。持続可能な事業運営のため、市公共料金審議会が昨年10月から料金適正化の検討を重ね、1月に答申した。

 これまで上下水道とも10立方メートル以下は使用量に関わらず基本料金として統一していたが、改定後は10立方メートル以下も使用量に応じた料金体系とし、負担の公平化を図る。一律だった水道の基本料金は口径サイズ別に設定。料金の改定率は、34年度までの収支見通しを基にした。

 改定後の上下水道料金は、市民1人当たり平均の8立方メートルを使うと想定すると、1人世帯(口径13ミリ)は月額1円の減額だが、3人世帯(口径20ミリ)では24立方メートル使用で2466円の増額となる。

 今後は市ホームページや広報紙、検針票などで市民に周知していく。市水道課は「将来にわたり安全安心な水を提供していくためにやむを得ない。苦渋の決断にご理解いただきたい」としている。