ご当地の名所や自然、歴史などを題材とした「郷土かるた」。近隣では群馬県の「上毛かるた」が有名だが、昭和の時代には茂木町にも「もてぎかるた」があり、小学校によっては大会も開かれていた。発行は1982年12月。44枚の絵札は当時の町の姿をしっかりと投影している。発行から40年が過ぎた今、先人たちが残した“文化遺産”振り返る。

当時の町の魅力が詰まった44枚の絵札
当時の町の魅力が詰まった44枚の絵札

 「もてぎかるた」は茂木町が中心となり制作を進め、1982年12月に完成した。「私たちのふるさと茂木町を、町民みんなで見直すきっかけにしたい」。当時の町長で制作委員を務めた笹島保(ささじまたもつ)さん(2011年没)は、あいさつ文の中でそう語っている。