憲法改正反対を訴える栃木県民らが8日、JR宇都宮駅東西自由通路で、プラカードを掲げて無言で立つデモ「サイレント・スタンディング」を行った。複数の男性がデモ参加者と激しい口論になる場面があり、現場は一時騒然となった。
交流サイト(SNS)などでデモを知った約140人(主催者発表)が午後6時過ぎから通路に続々と集まった。参加者は一列に並び、「守ろう憲法9条」「NO WAR」と書かれたプラカードを掲げ、護憲や戦争反対を訴えた。
途中で複数の男性が「ルールを守れ」「広場に行け」と参加者に詰め寄り、20代女性が別の男性に右脚を蹴られる事案も発生して警察が駆け付けるなどした。女性は「怖かったしショックだった。次は参加をためらってしまう」と話した。
主催した宇都宮市、60代会社員女性は「戦争に向かっているとの危機感を抱き、居ても立ってもいられなかった。多くの人が集まり良かったが、騒動は非常に残念」と語った。
この日は平和憲法の維持を求める市民団体が国会前で集会を開催し、約3万人(主催者発表)が参加した。SNSを通じて呼応した同様のイベントや街頭でのスタンディングが全国各地で行われ、参加者は米国とイランの停戦合意についても「停戦より終戦を」と訴え、平和を祈願した。
(※10日午後6時20分に記事の見出しを修正しました)
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