人工芝にミスト散水栓が設置されるサンエコ自然の森サッカー場

 鹿沼市下石川の人工芝サッカー場「サンエコ自然の森サッカー場」の酷暑対策として、市は21日までに、芝面からミストを発生させる散水栓を整備する方針を固めた。完成は来年7月ごろの予定。関係者からは「夏の芝面はやけどするほど熱くなる」との指摘があり、対策を求める声が利用者から上がっていたという。市教委スポーツ振興課は「県内の人工芝サッカー場で散水栓の整備は初めてではないか」としている。

 同所は2006年度に整備された市営の人工芝サッカー場。面積は約1ヘクタールで、ナイター設備やレストハウスなどを有する。

 市によると、25年度の利用者は3万4千人に上り、熱中症対策が必要な7~9月だけでも8千人の利用があったという。

 同サッカー場は利用開始から20年が経過し、人工芝の張り替えが計画されていたことから、市は更新工事に合わせて酷暑対策の検討も進めてきた。

 これまでの計画では、人工芝の下に管を敷設し、水道水を使ってサッカー場の数十か所からミストを発生させる方針。総事業費は約4億3千万円を見込む。

 同課の担当者は「ミストの影響で空気中の温度も下がるのではないか。状況を見ながら使っていくことになると思う」と話す。

 張り替える人工芝については、「天然芝に近い見た目や柔らかい踏み心地を持ち快適なプレーが可能な上、耐久性の高いものを使っていきたい」としている。