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-船名は、日本および当グループのネットワーク内での日本の役割の拡大に敬意を表して付けられた。初航海では、アジアからブラジルへ数千台の自動車を輸送する予定-
【ナポリ(イタリア)2026年4月30日ANSA=共同通信JBN】数日前、上海で新たな自動車専用船(PCTC)「GRANDE TOKYO(グランデ東京)」の命名・引き渡し式が行われました。Grimaldi Groupの所有船舶としては、10隻目のアンモニア対応船となります。つまり、将来的にはアンモニアを代替燃料として使用できるよう設計された船舶です。
本船は、いずれもChina State Shipbuilding Corporation Limited(CSSC)傘下の造船所であるShanghai Waigaoqiao Shipbuilding Company Limited(SWS)およびChina Shipbuilding Trading Company Limited(CSTC)に発注された7隻の姉妹船の最後の1隻でもあります。
GRANDE TOKYOは、電気自動車や従来型燃料車をはじめとする各種車両(乗用車、SUV、バンなど)や、その他のあらゆる種類の車両貨物を効率的に輸送できようよう設計されています。積載容量は9241 CEU(車両換算単位)で、4つのデッキには最大250トン、高さ6.5メートルまでの重量物を含む、その他の車両貨物も積載可能です。
本船は、日本に対する敬意と、Grimaldiのアジア向けサービスにおける日本の中心的役割を象徴するものとして、Tokyo(東京)の都市名にちなんで命名されました。当イタリア企業グループは、アジアと欧州、ペルシャ湾、東アフリカを結ぶ定期直行便で日本の複数の港に就航しており、日本における存在感を強化し続けています。積み替えの選択肢と、60カ国、150超の港湾から成るネットワークにより、当社は日本と世界の主要な貿易ルートをつなぐことが可能となっています。
命名式には、SWSのZhang Wei副社長や、Grimaldi Groupの自動車インターコンチネンタル・ディレクターであるLuigi Pacella Grimaldi氏らが出席しました。
Grande Tokyoの命名役は、日本の大手トラック・バスメーカー、三菱ふそうトラック・バス株式会社の河地レナ人事本部長に委ねられました。これは、同社とGrimaldi Groupが、日本からアフリカや中東の主要市場への車両輸出において強固なパートナーシップを築いていることを示すものです。
Grimaldi GroupのEmanuele Grimaldiマネージングディレクターは、以下のように語りました。
「輸送能力が高く、二酸化炭素排出量を大幅に削減した最新世代のアンモニア対応PCTCで、当グループは主要貿易ルートでのグローバルな車両輸送において、効率性と環境持続可能性の新たな基準を打ち立てました」「当グループは、絶えず変化する市場ニーズに適応できる、より高度な物流ソリューションを通じてお客様の成長を支援し、信頼できるパートナーとしての役割を強化していく決意をあらためて表明します」
Grande Tokyoの初航海は、数日中にアジアからブラジルへ向けて始まります。同船は、パラナグア、リオデジャネイロ両港向けの自動車約6800台を積載して出航する予定です。
Grande Tokyo搭載の主な技術
全長200メートル、全幅38メートル、総トン数約7万7500トンのGrande Tokyoは最先端の電子制御エンジンを搭載しており、同クラスで最も低い燃料消費率
を実現するとともに、CO2、NOx、SOxの排出量に関する最も厳しい国際基準に適合しています。
特に、積載容量を最大化する船体サイズ、実績ある船体設計、革新的な機能、そして最先端のシステムにより、Grande Tokyoは、前世代のPCTC船と比較して輸送貨物1トン当たりのCO2排出量を最大50%削減しています。
さらに、Grande Tokyoは、イタリア船級協会(RINA)から「アンモニア対応」の船級符号を取得しており、将来的にアンモニアをゼロカーボン代替燃料として使用できるよう改装可能であることが証明されています。同船は、停泊中の陸上電源供給(コールドアイロニング)にも対応しており、利用可能な港湾に停泊中は従来のような燃料の使用ではなく、環境に優しい選択肢を提供します。
ナポリに本社を置くGrimaldi Groupは、130隻超の船舶を運航し、約2万1000人の従業員を擁しています。Grimaldi家が100%所有する同グループは、ロールオン・ロールオフ船、自動車運搬船、フェリーの運航を専門とする多国籍物流グループです。同グループは、以下の7つの海運会社で構成されています。すなわち、大西洋ルートおよび地中海と西アフリカ間の車両貨物やコンテナ輸送を手掛ける「Grimaldi Deep Sea」、欧州内や海の高速道路(Motorways of the Sea)での車両貨物輸送およびGrimaldi Linesブランドで地中海での旅客輸送を専門とする「Grimaldi Euromed」、北米と北欧間のコンテナおよび車両貨物の輸送サービスを提供する「Atlantic Container Line」、 マルタと地中海の主要港を結ぶ船舶を運航する「Malta Motorways of the Sea」、ギリシャ国内航路において貨物や旅客の輸送を行っている「Minoan Lines」、北海およびバルト海で貨物と旅客を輸送している「Finnlines」、スペイン本土とバレアレス諸島間の貨物および旅客輸送に携わる「Trasmed GLE」です。
これらの海上輸送網は、港湾ターミナルや陸上輸送会社を含む高度な物流チェーンの中核を成しています。Grimaldi Groupが所有・運営する20以上の港湾およびターミナルは、イタリア、スペイン、ギリシャ、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、アイルランド、ベルギー、エジプト、カメルーン、ナイジェリア、ベナンの13カ国にあります。これらのターミナルのほとんどには、納入前検査(PDI)施設、倉庫、整備工場が備わっています。
ソース:Grimaldi Group
GRIMALDIの10隻目のアンモニア対応自動車専用船「GRANDE TOKYO」の命名・引き渡し式
Grimaldi Group
4/30 17:36
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