登山シーズンの到来を告げる「那須嶽神社開山祭」が8日、那須町湯本の那須岳(茶臼岳、1915メートル)山頂で行われ、山岳関係者や登山客ら約50人が安全を祈願した。

辺り一面雲に覆われた山頂で行われた開山祭の神事=8日午前10時15分、那須町湯本
辺り一面雲に覆われた山頂で行われた開山祭の神事=8日午前10時15分、那須町湯本

 関係者らは那須ロープウェイ山頂駅から約1時間かけて登頂。雲が立ち込める中、足元に注意を払いながら登った。山頂は風が穏やかで、登山客らは談笑するなどして交流を深め、神事が始まるとほこらを囲んで静かに見守った。

 毎年開山祭に参加するという茨城県小美玉市、会社員菊池厚子(きくちあつこ)さん(56)は「天気の心配もあったが、今年も無事に参加できてよかった」とほっとした表情を浮かべた。

 神事を執り行った那須温泉(ゆぜん)神社の人見文治(ひとみふみはる)宮司(61)は「けがなく、楽しく登山していただきたい」と述べた。