盆栽の名品が並ぶ日光東照宮

 【日光】山内の世界遺産・日光東照宮で9日、全国各地の盆栽の名品が並ぶ第4回日本宝樹展が始まった。14日まで。

 盆栽文化の普及・発展などに取り組む日本宝樹会が主催する。同会は2015年の東照宮400年式年大祭を機に発足。盆栽を愛したとされる徳川家康(とくがわいえやす)にちなみ、各地で盆栽展を開催している。

 今回は、陽明門近くや三猿前といった東照宮の境内を中心に、サツキやツツジなど37点を展示した。天候にも恵まれた初日は国内外の観光客らも多く、作品を前に写真撮影する様子も見られた。

 同会の葉坂勝(はざかまさる)会長(78)は「各国の戦争に終わりが見えない。戦争のない社会を260年も築いた平和の礎の一つに家康公と盆栽がある。作品を通して、人のあるべき生き方を感じてほしい」と話した。境内展示は東照宮の拝観料が必要。