市井の人々の夜に焦点を当てた企画「夜に見つめる まちに灯(とも)る物語」では、2025年12月のプロローグから途中段階の第3部まで、さまざまな喜怒哀楽のストーリーを掲載してきた。連載にはQRコードの投稿フォームなどを通じて、読者から共感の声や、自身の人生に姿を重ねるエピソードなどが寄せられている。多様な投稿者の「夜」を紹介する。
(「夜に見つめる」取材班 延藤哲史、大貫茉伊子、小玉義敬)
高根沢町、高橋俊子(たかはしとしこ)さん(73)にとって夜は「一日の中で最も濃厚で、密度の高い時間」だ。
カウンターから夜の街のにぎわいを見つめてきた高橋さん=4月中旬、さくら市氏家
さくら市内のホテルで女将(おかみ)をしている。午後9時に仕事を終え、家に着くのは大体同9時半ごろ。同居する次女と孫2人は自室で過ごしている時間帯なので、1人の時間になることが多い。
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