【下野】地域のにぎわいを創出しようと、吉田地区の住民を中心につくる吉田村まつり実行委員会は30日、本吉田の吉田村ビレッジで10回目のまつりを開催する。若手農家ら地元有志が田園地帯ならではの景観や食を生かして始めたイベントは、地域を巻き込み、多くの人を呼び込むイベントに発展、定着した。節目を記念して、国内で活躍するアイリッシュミュージシャンを招き、終日演奏が繰り広げられる。
まつりは事務局の伊澤敦彦(いざわあつひこ)さん(45)ら有志が2014年に始め、15年から実行委を組織して継続。旧吉田村農業協同組合の石造りの倉庫(国登録有形文化財)を核に、再び人々が集まる場所「村」をつくろうと取り組んできた。
「農と食と音楽のマルシェイベント」をうたう。農産物直売やカフェ、飲食、雑貨店が並び、アイリッシュ音楽を楽しむスタイルが定着。約5千人が来場した年もあった。
今回は初の春開催。吉田地区コミュニティ推進協議会主催の夏祭りが暑さ対策で昨年から秋開催になったため、時期をずらした。旬の地元産タマネギのマルシェも登場する。
アイリッシュ音楽は、市制施行20周年記念の市民提案事業として行う。日本人アイリッシュ・フィドル(バイオリン)演奏の第一人者、功刀丈弘(くぬぎたけひろ)さんら9人の奏者が出演する。
伊澤さんは「まつりを機に『吉田村』が認知され、ブランドになった」と実感。上野和則(うえのかずのり)実行委員長(47)は「子どもが誇りを持ち、みんなが地域を好きになってほしいとやってきた。田植え後の祝いの行事『さなぶり』を表現したい。ゆったり過ごしてほしい」と意気込みを語った。
正午~午後7時。旧吉田東小に駐車場を設け、シャトルバスを運行する。(問)吉田村ビレッジinfo@yoshidamura.com。
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