【カンヌ共同】フランスで開催中の第79回カンヌ国際映画祭で、斬新な作品を集めた「ある視点」部門に選ばれた岨手由貴子監督の「すべて真夜中の恋人たち」が公式上映された。上映後、岨手監督は主演の岸井ゆきの、共演した浅野忠信と、会場中から湧いた大きな拍手に笑顔で応えた。
報道陣の取材に応じた岨手監督は「海外の三大映画祭に参加する作品を撮る人生になるとイメージしていなかったので、すごく光栄でした。観客も作り手も関係なく、皆で一緒に見る体験が新鮮でした」と語った。
原作は川上未映子の同名小説。他者との交流を避けて生きてきた校閲者の冬子(岸井)が、ある出来事で教師の三束(浅野)と出会い、自身が抱える孤独や複雑な感情と向き合っていくラブストーリー。
岸井は「岨手監督はしんの強い『闘う女性』のイメージ。1人ではつくれない冬子、三束を一緒につくってくれた。『大丈夫』と思わせてくれる監督です」と話した。
日本では秋に公開予定。
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