競泳の日本選手権第3日は6日、パンパシフィック選手権(8月・米国)の追加代表選考会を兼ねて東京アクアティクスセンターで行われ、男子200メートル平泳ぎは17歳の大橋信(おおはし・しん)(枚方SS)が2分7秒31で優勝した。

 男子の200メートル背泳ぎは既に個人メドレーで代表入りしている17歳の小島夢貴(こじま・ゆめき)(愛知・豊川高)が派遣標準記録をクリアする1分55秒62で制した。200メートル個人メドレーは宇都宮市出身の松下知之(まつした・ともゆき)(東洋大)が1分57秒28で1位。100メートル自由形は松元克央(まつもと・かつひろ)(ミツウロコ)が勝った。

男子200メートル個人メドレー決勝 優勝した松下(東洋大)の平泳ぎ=東京アクアティクスセンター、森田大地撮影
男子200メートル個人メドレー決勝 優勝した松下(東洋大)の平泳ぎ=東京アクアティクスセンター、森田大地撮影

 女子は200メートル平泳ぎで鈴木聡美(すずき・さとみ)(ミキハウス)が2分24秒79で優勝。50メートルバタフライは池江璃花子(いけえ・りかこ)(横浜ゴム)が25秒85で6連覇した。後藤結愛(ごとうゆあ)(佐野日大高-東洋大)は17位で予選敗退だった。

 大橋、松下らは既にパンパシフィック選手権代表に選ばれている。

自由形の爆発力

 レース直後は電光掲示板を見やり、天井を仰いだ。安堵(あんど)と悔しさ。胸中で二つの感情が混ざり合う。男子200メートル個人メドレーで3連覇を飾った松下知之(まつしたともゆき)は「記録に満足はしてないけど勝ち切れて良かった」。王者の意地で最終盤までもつれこんだ激戦を制した。