気象庁は7日、関東甲信と東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。平年並みで、関東甲信地方は昨年に比べて16日遅い。

 宇都宮地方気象台によると、この日の県内は全域で曇りで、夜からあすにかけて雨が降る見込み。今後1週間は梅雨前線などの影響で曇りや雨が多くなる。梅雨明けは平年並みなら7月19日ごろという。

 宇都宮市内の農家では、梅雨の語源の一つとされる梅の実の収穫が最盛期を迎え、同市新里町乙、農業松本宏悦(まつもとこうえつ)さん(73)方では7日、曇天の下、約250kgを摘み取った。

曇天の下、松本さんによって収穫される青梅=7日午前10時15分、宇都宮市新里町甲、佐々木優衣撮影
曇天の下、松本さんによって収穫される青梅=7日午前10時15分、宇都宮市新里町甲、佐々木優衣撮影

 松本さんの畑では梅酒や梅干しなどに使う「白加賀」や「南高梅」など5品種を栽培。この日は、松本さんと妻の伸子(のぶこ)さん(74)、長男の勲(いさお)さん(45)が鈴なりの実を手分けして丁寧に摘み取った。

 収穫は6月下旬まで続き、松本さんは「収穫に適した気候で今週がピーク。年間を通じて手入れし、きれいな実に育った」と満足そうに話した。