「多様性を価値に変える」取り組みのもと、特別デザインモデルのプロトタイプを初公開

セイコーエプソン株式会社(以下 エプソン)は、株式会社ヘラルボニー(代表取締役 松田 文登、本社 岩手県盛岡市、以下 ヘラルボニー)とともに、両社の共創による取り組みを発信するイベントを6月3日(水)に開催しました。

本イベントでは、「多様性を価値に変える」という考えのもと、パートナーシップとして両社が進める共創活動を紹介するとともに、「HERALBONY Art Prize 2026」においてエプソン賞を受賞した作品をモチーフにしたノートPCおよびインクジェットプリンターの特別デザインモデルのプロトタイプを初公開しました。

 

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左:セイコーエプソン代表取締役社長 吉田潤吉、

右:ヘラルボニー代表取締役 松田文登 

 

エプソンは、長期ビジョン「ENGINEERED FUTURE 2035」において、「経済価値」と「社会価値」を両立しながら、社会に実装していくことで持続的な成長を目指しています。その取り組みの一環として、「障がいの有無にかかわらず、個々の役割に応じたステップで挑戦し成長し続けることで、成果創出に貢献している状態」を目指し、誰もが安心して働き、能力を発揮できる環境づくりを推進しています。

「HERALBONY Art Prize 2026」は、障がいのある方々の創造性や才能を社会に届け、その価値を広げていく取り組みです。エプソンはゴールドパートナーとして参画し、「印刷」「体験」「クリエイティビティ」の領域で培ってきた価値を重ね合わせて、その可能性をともに広げていきます。

 

本取り組みの一環として、HERALBONY Art Prize 2026においてエプソン賞を受賞した中野道人氏の作品「Difference」をモチーフにしたノートPCとインクジェットプリンターの特別デザインモデルのプロトタイプを制作しました。これらをもとに、2026年度内の商品化を目指して検討を進めてまいります。

 

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イベントでは、エプソンとヘラルボニー両社の代表によるトークセッションを実施し、「HERALBONY Art Prize 2026」におけるエプソン賞の選定過程や受賞作品「Difference」の選定理由について触れながら、それぞれ異なる個性が調和することで新たな価値が生まれることや、多様な創造性が企業活動やイノベーションの源泉となることについて意見を交わしました。

 

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■セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 吉田 潤吉 コメント要旨

ヘラルボニーの取り組みは、障がいの有無に関わらず一人一人を作家として捉え、その創造性を価値として社会に届けている点に強く共感しています。

今回のエプソン賞受賞作品「Difference」については、さまざまなモチーフが重なり合いながら、それぞれ異なる要素が共存している点が印象的でした。一つ一つが異なる個性を持ちながら、それらが一つの世界として成立していることに、多様な違いが新たな価値を生み出す可能性を感じました。

社会や市場が大きく変動する時代において、新しい価値を創造するためには、多様な価値観や個性が融合することが必要であり、こうした取り組みは単なる社会貢献にとどまらず、企業の成長や価値創出そのものにつながるものだと考えています。また、ヘラルボニーが創造性を社会的価値だけでなく経済的価値にもつなげている点は、当社が長期ビジョン「ENGINEERED FUTURE 2035」で目指す方向とも重なります。

今後は、本共創を通じてその価値を世界中に広げ、多様な創造性を社会に実装していきます。

 

【イベント概要】

2026年6月3日(水)、東京都内でメディア・関係者向けに開催し、約40名が参加しました。

・イベント名:

 アートとテクノロジーの共創で、多様性が価値になる社会へ。

 ― Empowering Diversity, Creating Value ~多様性を価値に変える~ ―

・登壇者:

 株式会社ヘラルボニー 代表取締役 松田 文登氏

 セイコーエプソン株式会社 代表取締役社長 吉田 潤吉

 

【参考:過去の関連ニュースリリース】

・中野 道人氏の作品「Difference」が国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026」エプソン賞を受賞(2026年3月16日)

https://corporate.epson/ja/news/2026/260316.html

・国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2026」ゴールドパートナーに就任(2026年2月13日) https://corporate.epson/ja/news/2026/260213.html

 

■HERALBONY Art Prize 2026について

世界中の障害のある作家を対象にしたアートコンペティションで、作家のキャリアの芽生えを後押しすることを目的として創設された国際芸術賞です。一人一人が持つ創造力を披露する場を提供し、より多くの観客に作品を伝え、作家のキャリアを新たな高みへと押し上げることで、従来の「障害とアート」のイメージを塗り替えていくことを目指しています。

URL:https://artprize.heralbony.jp/

 

■株式会社ヘラルボニー概要

「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年9月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

 

※「障がい」「障害」の表記は、各社が大切にしている考え方を尊重し、本リリースではそれぞれの表記を用いています。

 

以上