自身がブレンドしたオリジナルラベルの日本酒と3本が入る化粧箱

瓶燗火入れ用の「半切り桶」。ブレンドした瓶酒をここに入れて火入れする

酒蔵で行われるテイスティング用の日本酒とブレンドに使うグラスや用具

自身がブレンドしたオリジナルラベルの日本酒と3本が入る化粧箱 瓶燗火入れ用の「半切り桶」。ブレンドした瓶酒をここに入れて火入れする 酒蔵で行われるテイスティング用の日本酒とブレンドに使うグラスや用具

 銘柄「門外不出」「若盛」の西堀酒造(小山市粟宮)は6月から、自分だけのオリジナル日本酒を完成させる「SAKE SCHOOL_日本酒ブレンド&火入れ体験」サービスの提供を始めている。

 日本酒をブレンドして楽しむことは一般的に自宅でも可能だが、酒蔵という実際の製造空間で造り手とともに火入れ・急冷工程まで行い、自らの酒を仕上げる体験サービスは国内でも珍しいという。

 体験は、酒蔵や製造現場を見学した後、個性の異なる6種程度の日本酒をテイスティング。香り、うま味、酸、余韻、熟成による変化などを感じながら、自らの感性で味わいを設計する。使用する日本酒は、フレッシュな酒ばかりではなく、熟成によって深みや複雑さを増した古酒、非売品の酒を含む場合もある。日本酒が持つ時間や奥行きを体験しながらブレンドに挑む。

 火入れ・急冷工程は、日本酒の品質や味わいを左右する最後の工程。酒質を安定させるために行われ、製造現場ならではの繊細な技術と判断が求められる。オリジナル酒の個性を良好な状態に留めるためにも欠かせないという。

 蔵人とともに実際に製造で使う「半切り桶(おけ)」を使い、ブレンドした酒を詰めた瓶を浸して加熱する「瓶燗(びんかん)火入れ」を体験する。急冷後、ラベルを貼る仕上げ作業まで行う。

 体験日程は土曜、日曜を中心に定期開催し、体験時間は午前10時半~正午の約90分間。参加人数は最大5人(完全予約制)。参加料金は1万円(参加当日に蔵直営ショップで決済する)。体験後は自身がブレンドしたオリジナル日本酒(180ミリリットル3本)を、オリジナルラベル、3本入り箱付きで持ち帰れる。参加は同社ホームページの見学・体験コーナーから申し込む。(問)西堀酒造0285・45・0035。