3月22日投開票の那須町長選の結果を不服として、次点で落選した前町議の新人小山田典之(こやまだのりゆき)氏(65)側が行った審査申し立てを巡り、県選管は12日、現職平山幸宏(ひらやまゆきひろ)氏(64)の当選を無効とする裁決を公表した。県選管の再点検の結果、小山田氏の有効得票が平山氏を2票上回り、逆転した。那須町選挙管理委員会は4月、小山田氏側が平山氏の当選無効を求めた異議申し立てを棄却したが、県選管はこの棄却決定を取り消した。
町長選の投開票日は、平山氏が1票差で小山田氏を破り、当選した。まれに見る僅差で、小山田氏側は「全ての投票の有効と無効を再度判断すべきだ」とし、町選管に異議を申し立てた。町選管が4月、全投票用紙の再点検を実施した結果、平山氏と小山田氏の票差は3票に広がり、町選管は異議申し立てを棄却した。
小山田氏側は決定を不服として、県選管に審査を申し立てた。県選管は5月16日、県庁で全投票用紙を再点検し、790票の疑義票を抽出。協議を重ね、有効か無効かを改めて審査してきた。
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