1オーバー、73で優勝した鈴木(さくら)の1番ティーショット=レイクランドCC、田中勝撮影

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 ゴルフの第11回県ミッドシニア選手権(県連盟、県連盟シニア会主催)が12日、宇都宮市のレイクランドCC(6284ヤード、パー72)で行われ、65歳以上で争われるメインの総合の部は鈴木晃(すずきこう)(さくら)が1オーバーで初優勝を飾った。

 128人が出場。雷で30分の中断はあったものの曇り空の下、熱戦を展開した。鈴木は前半のアウトは36でトップグループにつけた。後半のインは1ボギーの37にまとめて逃げ切った。

 1打差の74には4人が並んだが、大会規定で2位に野口政夫(のぐちまさお)(佐野)、3位に松村茂(まつむらしげる)(さくら)となった。

 70~75歳の部は中島正(茨城)が5オーバーで優勝。75歳以上の部は高山優(たかやままさる)(宇都宮)が7オーバーで制した。

■新パター「よく入った」

 初優勝を飾った66歳の鈴木晃(すずきこう)(さくら)は「うれしい。これで名前が残る」と満面の笑みを浮かべた。

 この日は1カ月前に購入した“新兵器”ゼロトルクパターが「入りまくった」という。特に1・5メートル前後の難しいパットを確実に沈めていった。第6回大会2位で同組の大塚俊男(おおつかとしお)(宇都宮)も「よく入った」と感心しきりだった。

 17番パー3も2・5メートルのスライスラインを沈めた。「2カップ曲がる難しいパット。よく入った。振り返ればあれが大きかった」と勝因に挙げた。

 23年県知事盃シニアの部4位、25年の県ダブルスシニア3位が主な戦歴。ゴルフ歴36年目にして勝ち取った大きなタイトル。「まさか。取れるとは思っていなかったので、目標もなかった」と本音を漏らす。

 閉会式の優勝スピーチで「またここに立てるよう頑張る」と誓った王者。次の県シニア選手権レギュラーの部決勝(26日、矢板CC)が楽しみだ。

■雷鳴響き一時中断

 雷注意報が発令されていた宇都宮市。会場となった同市西部のレイクランドCCでも雷鳴が響き、午後1時50分から30分の中断となった。

 競技委員長を務めた井伊達朗(いいたつろう)県連盟シニア会長は、早朝から空を見上げたり、雨雲レーダーに見入ったりと大忙し。「ハーフで競技成立の場合、優勝者はアウト、インスタートで2人。賞品はどうするかなど、多くのケースを想定しなければ」と頭を抱えていた。

 雷雲も抜けて午後2時半過ぎからは快晴。最悪の事態は回避でき、競技成立。「よかった」とほっとした表情を浮かべた。

 栃木・毛塚政実(けつかまさみ)(連覇を狙うが78で15位)「昨年が間違い。アプローチが寄らなかったが、実力から判断してこんなもんでしょう」

 佐野・野口政夫(のぐちまさお)(1打差の74で2位)「最終ホールで30センチを外した。たらればだが、プレーオフだった。悔やんでもしかたないので、次の県シニアも頑張る」