【下野】個性を大切にした子育てを考える市民団体「とちっコ未来育進会」は13日、生活や食などについて考えるドキュメンタリー映画「人生フルーツ」の上映会を中心としたイベントを下古山のグリムの館で開いた。

有機農業や取り組みについて語る松原さん
有機農業や取り組みについて語る松原さん

 イベントは市制施行20周年記念事業の一環で、有機農業の普及を目指し同会が展開する「栃木の食に愛を届けるプロジェクト」の第7弾として実施。

 映画は建築家の津端修一(つばたしゅういち)さんと妻の英子(ひでこ)さんが家庭で野菜70種、果実50種を育てるなど自然に寄り添い、互いに支え合う姿を描いている。夫婦の生活ぶりに来場者は感嘆の声を上げたり涙ぐんだりしていた。友人と鑑賞した茨城県守谷市、会社員山田理津子(やまだりつこ)さん(56)は「上映する場が限られているのでずっと楽しみにしていた。本当に感動した」と話した。

 1回目の上映後には、茂木町の有機農家「空土ファーム」代表松原努(まつばらつとむ)さん(56)との市民交流トーク会も実施。松原さんは保育園や小学校での食育やオーガニック給食についての取り組みを紹介し、「できることをコツコツとやることが大切」と語った。

親子連れなどでにぎわった「みらいのタネマルシェ」
親子連れなどでにぎわった「みらいのタネマルシェ」

 同時開催の「みらいのタネマルシェ」では有機野菜を積極的に扱う飲食店や、アート体験教室など約25ブースが出店。親子連れなど大勢の来場者でにぎわった。