戦没者の霊を慰めて平和を祈る「沖縄慰霊の日(6月23日)」を前に、沖縄栃木県人会「栃の葉会」は13日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園にある「栃木の塔」で清掃活動を行った。
栃木の塔は、人間国宝の陶芸家濱田庄司(はまだしょうじ)らも関わり、1966年に建立された。沖縄や南方諸地域で戦死した本県出身者3万1千柱以上を合祀(ごうし)する。同会は40年以上にわたり慰霊の日の前の週末に集まり、清掃活動を続けている。
この日は本県出身の会員など50~80代の7人が参加。曇り空で過ごしやすい天候の中、午前10時前から約1時間かけて塔周辺の落ち葉拾いなどを行い、花や線香を手向けて英霊をしのんだ。清掃後は、宇都宮市出身で太平洋戦争末期に沖縄県警察部長を務めた荒井退造(あらいたいぞう)らが祭られている同公園内の「島守の塔」でも手を合わせた。
菊地志乃(きくちしの)会長(56)=宇都宮市出身=は「沖縄で活動する私たちにとって、古里の先人を追悼するのは務めと考えている。これからも平穏な日々を見守っていてほしい」と話した。
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