【大田原】NHK連続テレビ小説「風、薫る」の原案本「明治のナイチンゲール 大関和(おおぜきちか)物語」(中央公論新社)の著者田中(たなか)ひかるさんの教育講演会が17日、紫塚小で開かれた。田中さんは「自分のやりたいこと、正しいことをしていれば道は開ける」と児童たちにエールを送った。講演後には児童と給食を食べて楽しく交流した。
講演会は大田原中学校区地域学校協働本部と大田原中学校区三校連絡協議会、大田原西地区生涯学習推進協議会が主催。同校区の紫塚小の3~6年生や保護者ら約300人が参加した。
田中さんは、日本近代看護の礎を築いた大関和の生涯や功績を説明。児童から「大関和の一番尊敬できるところは何ですか」と質問されると、「保身に走らないところ。大関和は、自分の危険を顧みず人を助けられる人だった」と答えた。
6年菊地杏(きくちあん)さん(11)は「大関和がひたむきで勇敢な人だと知ることができた。人のために、自分ができることをするのが大切だと改めて思った」と感じ入っていた。
講演後、田中さんは6年2組の教室で、県産小麦を使った丸パンやハンバーグ、アスパラサラダなどの給食を食べ、周囲の児童に「おいしいね」「味はどうですか」と声をかけていた。
田中さんは「大関和の功績だけでなく、人間的にも魅力のある人だったと伝えられた。児童たちが熱心に話を聞いてくれ、いろいろな質問が飛んできて、楽しかった」と話していた。
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