とちぎニュービジネス協議会(NBC)による講演会「ALL TOCHIGIアスリートサミット」が23日夜、宇都宮市内で開かれ、県内プロスポーツチームの4選手が「超・継続力 レジェンドたちが語る 折れない心と組織のつなぎ方」をテーマにパネルディスカッションを行った。40代となった今も第一線で活躍する選手たちから、継続力や挑戦に対する考え方を学ぼうと企画。同協議会の会員約80人が聴講した。
アイスホッケーHC栃木日光アイスバックスの福藤豊(ふくふじゆたか)選手(43)、自転車ロードレースアステモ宇都宮ブリッツェンの増田成幸(ますだなりゆき)選手(42)、野球独立リーグ栃木ゴールデンブレーブスの成瀬善久(なるせよしひさ)選手(40)、サッカー栃木SCの矢野貴章(やのきしょう)選手(42)が登壇した。
増田選手は甲状腺疾患のバセドー病と付き合いながら競技を続けていることに触れ「発病した時は出口の見えないトンネルをさまよっているような気持ちだった。駄目だという気持ちだけで辞めると後悔する」と当時の心境を紹介。矢野選手は「試合に出られなかった2年目に指導者から言われた『やり続けることが大事』の言葉が印象に残っている」とし、逆境でも他責思考にならない大切さを訴えた。
ベテラン選手から見たチームづくりについても話が及び、福藤選手は「指導することも求められるが、自分の意見がチーム内で強くなるのも良くない。聞かれたことに対して答えるようにしている」と考えを披露。コーチ経験がある成瀬選手は「(若い選手が)失敗した原因を言葉にすることで理解が深まる」と話した。
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