全国的に、市街地でのクマの目撃や人身被害が増加傾向にある。宇都宮市では6月初旬、オリオン通りなどの市街地でクマが初めて目撃され、市民に衝撃を与えた。4日間にわたって街なかをさまよったクマに恐怖し、対策を考える人も多かっただろう。対策グッズはさまざまな種類があり、比較的気軽に入手できるのがクマ撃退スプレーだ。

 同市新里町の県ライフル射撃場で6月中旬、ハンター向けのクマ対策研修があり、撃退スプレーの説明や販売が行われた。デジタル報道部の記者も参加し、スプレーの効果や使い方を取材した。

ハンター向けの研修が行われた県ライフル射撃場
ハンター向けの研修が行われた県ライフル射撃場

カプサイシンで撃退

 クマ撃退スプレーについて解説してくれたのは、警備業などを展開し、クマ対策グッズも取り扱うトスネット首都圏の杉山和徳(すぎやまかずのり)那須営業所長(57)。

 スプレーには唐辛子の辛味成分カプサイシンが入っており、クマに向かって噴射することで動きを一時的に止める効果がある。アウトドアショップやオンラインショップで購入できる。

研修で販売されたクマ撃退スプレー
研修で販売されたクマ撃退スプレー