「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ2026」のフライヤーデザイン

 県内産の日本酒、クラフトビール、ワインが一堂に会する恒例の祭典「とちぎ地元の酒で乾杯フェスタ2026」が7月10、11の両日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで開かれる。2014年施行の「とちぎの地酒で乾杯を推進する条例」のPRを機に始まったイベントで、今回で10回目。

 今年は、日本酒の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、県産日本酒の魅力を改めて発信する。2006年に始まった「下野杜氏(とうじ)」の認定制度が20周年を迎えることもあわせてアピール。県酒造組合から30組合員が参加し、自慢の銘柄を提供する。

 二条大麦の生産量日本一を背景に、クラフトビールも充実させる。栃木クラフトビール協同組合の11ブルワリーが出店。県産麦芽の使用はもちろん、酒かすやワインの搾りかす、乳清(ホエイ)、イチゴなどの醸造副産物を活用したビールも紹介する。ワインは県内4ワイナリーが揃い、造り手との交流とともに、栃木の風土が育む味わいを楽しめる。

 会場には宇都宮餃子や焼きそばなどのグルメが並ぶ。新たな試みとして、スマートフォンをかざすだけで酒の情報を閲覧できるNFC(近距離無線通信)タグも活用し、来場者の利便性を高める。11日は東京・浅草から東武鉄道の「乾杯列車」も運行され、県外からの誘客も図る。

 開催時間は10日が午後5~9時、11日が午後3~9時。雨天決行、荒天中止。飲食はチケット制。