宇都宮市と芳賀町を結ぶ次世代型路面電車(LRT)を運行する宇都宮ライトレールは9日、開業からの累計利用者数が8日に1500万人に達したと発表した。当初想定より7カ月早いペースで、2023年8月の開業から1048日目での達成となった。

 

 同社によると、本年度の利用者は通勤・通学の利用増などで平日が1日約1万8千~2万人。開業3年目の需要予測の1万6318人を大幅に上回った。休日も約9千~1万1千人の利用があり、需要予測の5648人を大きく上回り、好調を維持している。

 1日当たり利用者数の最多は2025年4月18日の2万1971人。当日は宇都宮市体育館で大相撲宇都宮場所が開催されるなどした。

 9日夕には宇都宮駅東口停留場で記念イベントが開かれ、午後4時半以降の乗降客1500人に記念品のカードなどが配布された。通学で利用する日光市今市、専門学校生吉田白翔(よしだはくと)さん(18)は「JRからの乗り換えもスムーズで、LRTの通学のしやすさが進路を選ぶポイントになった」と話した。

記念品を受け取るLRTの利用者=9日午後、宇都宮市宮みらい
記念品を受け取るLRTの利用者=9日午後、宇都宮市宮みらい

 同社の酒井典久(さかいのりひさ)社長(65)は「お客さまのおかげ。こんなに早く生活の一部になるとは正直思っていなかった。西側延伸に向けた機運の盛り上がりにも努めたい」と感謝した。

記念品を受け取るLRTの利用者=9日午後、宇都宮市宮みらい
記念品を受け取るLRTの利用者=9日午後、宇都宮市宮みらい