無類の飛ばし屋・広田次雄(鹿沼)がプレーオフの末、悲願の初優勝を飾った。王者・富田昇吾(宇都宮)の3連覇阻止も果たした。

 予選を突破した150選手が決勝に進出。快晴、微風の好コンディションの中、熱戦を展開した。

 8オーバー116で広田と“結城の飛ばし屋”得能三郎(結城)が並び、大会史上2回目のプレーオフとなった。飛ばし屋2人のプレーオフ舞台はパー3。北コース7番(178メートル)だった。

PO1ホール目。3メートルのパーパットを決めて思わずガッツポーズを決める広田=塩原CC
PO1ホール目。3メートルのパーパットを決めて思わずガッツポーズを決める広田=塩原CC

 1オンした得能は逆目で下りの9メートルを痛恨の3パット。右ラフに外した広田はややフックラインの3メートルを残したが、確実に決めて勝負あり。「得能さんが1オンした時は負けたと思った。パーパットは本番でも同じ所から沈めていたのでラッキーだった」とコメントを残した。

 広田は高校の体育教師。当時は日光高の野球部監督だった。公務員優勝は、以降現れていない。

広田の初優勝を伝える下野新聞(1979年10月17日付)
広田の初優勝を伝える下野新聞(1979年10月17日付)

 1打差には2度目を狙った佐藤昌弘(今市)、松本章(宇都宮)、佐々木喜堂(鹿沼)、三中勝也(宇都宮)の4人が続いた。3連覇を狙った富田は3打差の9位タイに終わった。16歳の中島和也(群馬)が15位タイに食い込んだ。中島常幸プロの弟で、後にプロテストトップ通過でツアー1勝をマークしている。現在、東松苑GC社長で県ゴルフ連盟会長だ。

【第14回大会・一般男子の部】 ①広田 次雄(鹿 沼)116(37、38、41)
②得能 三郎(結 城)116(42、37、37)
③松本  明(宇都宮)117(40、38、39)
③佐々木喜堂(鹿 沼)117(40、37、40)
③佐藤 昌弘(今 市)117(41、37、39)
③三中 勝也(宇都宮)117(37、38、42)
⑦相場 信夫(足 利)118(38、39、41)
⑦粕谷 修司(上三川)118(40、38、40)
⑨伊沢 安雄(矢 板)119(40、38、41)
⑨坂尾 立美(栃 木)119(38、41、40)
⑨岡村 光治(東 京)119(41、38、40)
⑨小森 英輔(宇都宮)119(39、40、40)
⑨富田 昇吾( 〃 )119(40、39、40)
⑨室井 一男(那 須)119(41、38、40)
⑮池頭 嘉弘(佐 野)120(40、39、41)
⑮沼尾 荘三(今 市)120(41、39、40)
⑮渡辺  敦(宇都宮)120(39、41、40)
⑮皆川 了介(佐 野)120(38、43、39)
⑮高橋  勉(宇都宮)120(40、39、41)
⑮大橋 広孝(小 山)120(37、41、42)
⑮八木 啓政(宇都宮)120(42、38、40)
⑮古山  正(塩 原)120(41、39、40)
⑮駒庭  明(宇都宮)120(43、39、38)
⑮大平 広一(那 須)120(40、38、42)
⑮中島 和也(群 馬)120(41、39、40)
㉖斎藤 重成(黒 磯)121(40、40、41)
㉖青木 朋治(足 利)121(41、38、42)
㉖関口 幸雄(宇都宮)121(38、38、45)
㉖本沢 利雄(那 須)121(42、42、37)
㉖小山田孝士(宇都宮)121(40、38、43)
㉖平山 定光(大田原)121(40、40、41)
㉖青柳 誠一(宇都宮)121(41、40、40)
㉖平山 正夫(氏 家)121(41、38、42)
㉖高橋 淳介(足 利)121(39、36、46)
㉟岡田 安雄(藤 岡)122(39、40、43)
㉟森田 浩敏(宇都宮)122(41、38、43)
㉟梶原 富久(小 山)122(40、43、39)
㉟池田  清(黒 磯)122(39、40、43)
㉟岡本 文雄( 〃 )122(42、39、41)
㉟駒場 武志(宇都宮)122(41、42、39)
㉟大登 正雄( 〃 )122(42、39、41)
㉟石川 敏広(小 山)122(39、41、42)
㉟粗  芳治(足 利)122(40、42、40)
㉟丹治  一(今 市)122(39、39、44)
㉟佐藤 次男(宇都宮)122(40、38、44)
㊻藤田 喜義(西那須)123(40、39、44)
㊻橘 登志郎(藤 原)123(41、41、41)
㊻斉藤 裕一(壬 生)123(42、42、39)
㊻村井 一良(小 山)123(41、41、41)
㊻大橋 育夫(宇都宮)123(39、40、44)
㊻坪山 隆男(矢 板)123(46、36、41)