久保貞次郎氏が収集していた「久保コレクション」。北川民次、池田満寿夫ら日本有数の芸術家の作品の企画展を開催。同時開催でシルクスクリーン・テンペラ画の体験ワークショップも実施。
没後30年―久保貞次郎とは何者だったのか?
岐阜県飛騨市(市長:都竹淳也)の飛騨市美術館では、栃木県真岡市が所蔵する久保貞次郎コレクションの展覧会を7月18日(土)から8月30日(日)まで開催します。久保貞次郎は栃木県足利市で生まれ、同県真岡市の資産家・久保家に婿入りします。前衛画家・杉田秀夫(瑛九)との出会いをきっかけに美術の道に進み、子どもの自由な表現を認める「創造美育運動」、一般の人が美術品を買い、気軽にコレクターを名乗ることを勧める「小コレクター運動」、そして数々の芸術家への支援など、美術と社会をつなぐ様々な活動を行いました。
本展では久保氏の足跡をたどりながら、久保コレクションを4章構成で展示し、彼の人物像やレガシー(遺産)に迫ります。
https://www.city.hida.gifu.jp/site/museum/85026.html
また、関連イベントとして15世紀のヨーロッパ発祥である蔵書票を、シルクスクリーンという版画技法で作るワークショップやルネッサンス期の宗教画でよく用いられた技法であるテンペラ画のワークショップも行います。

瑛九《顔B》1954年
展示の見どころ
生涯を通じて久保氏が購入・収集してきた絵画などのうち、没後に「久保コレクション」として真岡市に寄贈された1500点以上の作品から、北川民次や池田満寿夫など日本有数の芸術作品が勢ぞろいします。久保コレクションには版画作品が多く含まれ、日本の戦後版画史を概観できるものです。
本展は、複数の公立美術館が(一財)地域創造の企画提示をもとに行う共同巡回展として飛騨市で開催されます。企画段階から他美術館の学芸員と幾度となく話し合いを重ね、力を合わせて作り上げた特別な展覧会です。栃木県真岡市の協力や(一財)地域創造の助成などにより、飛騨市内ではなかなか出会えない作品をご覧いただくことができます。

靉嘔《21世紀への接近》1979年
展覧会概要
◆場所
飛騨市美術館(岐阜県飛騨市古川町若宮二丁目1-58)
◆期間
7月18日(土)~8月30日(日)
◆休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)
◆時間
9時00分~17時00分(最終入館16時30分まで)
◆観覧料
200円
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久保貞次郎氏
久保貞次郎氏来歴久保貞次郎は20世紀の日本現代美術において重要な役割を果たした芸術家・美術評論家です。
1909(明治42)年に栃木県足利市に生まれ、1933(昭和8)年に杉田秀夫(瑛九)との出会いを機に美術の道に進みました。創造美育運動や小コレクター運動、芸術家への支援など美術と社会をつなぐ活動を行うほかにも、栃木県芳賀郡真岡町教育委員や跡見学園短期大学学長、東京都町田市立国際版画美術館館長を務めました。
また、国内外の芸術家と精力的に交流し、日本の現代美術の普及と発展に生涯を捧げました。1996年(平成8年)に逝去(享年87)。没後、その貴重なコレクションは栃木県真岡市へ寄贈され、現在も大切に保存・公開されています。
【関連イベント】シルクスクリーンで蔵書票をつくろう
蔵書票は見返しに貼って本の所有者を示すためのカードで、15世紀のヨーロッパで最初に作られました。シルクスクリーンという版画の技法を学び、好きな図柄を描いて多色刷りのオリジナル蔵書票をつくります。
◆場所
古川郷土民芸会館 工房(美術館隣)
◆開催日時
・下絵づくり
7月25日(日)13時30分~16時00分
・版刷り
《Aコース》8月22日(土)13時30分~16時00分
《Bコース》8月23日(日) 9時30分~12時00分
◆講師
笠嶋 暢子氏(金沢湯涌創作の森 シルクスクリーン工房講師)
◆参加費
500円
◆申込
フォームまたは電話、郵送、ファクス
※要申込
※定員10名
※小学4年生以下は保護者同伴
◆申込締切
7月18日(土)
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【関連イベント】テンペラ画を描いてみよう!
テンペラ画は、ルネッサンス期のイタリアの宗教画で多く用いられた技法です。金箔を貼ったはがきサイズのパネルに玉子を溶いた絵の具で好きなものを描きます。
◆場所
古川郷土民芸会館 工房(美術館隣)
◆開催日時
8月2日(日)10時00分~16時00分
◆講師
高城 ちひろ氏(画家)
◆参加費
500円
◆申込
フォームまたは電話、郵送、ファクス
※要申込
※定員15名
※小学4年生以下は保護者同伴
◆申込締切
7月22日(水)
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【関連イベント】東京フィルメンバーによる「ちょっと身近な街クラシック」
東京フィルハーモニー交響楽団などに所属する演奏家のみなさんが出演するコンサートを開催します。真夏の夕暮れ時を涼しい美術館で、素敵な音楽や絵画とご一緒に。
◆場所
飛騨市美術館(当日の美術館の観覧時間は13時00分まで)
◆開催日時
8月12日(水)17時00分~17時45分(予定)
◆プログラム
ハイドン:弦楽四重奏曲『皇帝』第1楽章
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番 第3楽章『ノクターン』
モーツァルト:クラリネット五重奏曲 第1楽章
ピアソラ:ブエノスアイレスの冬(独奏:荒井英治)
モンティ:チャールダッシュ(独奏:会田莉凡)
◆費用
無料
◆申込
不要
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袖垣治彦 木版画展(第I期) ~飛騨の山々、渓流、高原を彫る~ チラシ
d120394-230-ed7ed0934f101e996d0020f91c658caf.pdf飛騨市美術館

JR高山線「飛騨古川駅」の線路を跨いですぐの北東に位置し、300台以上駐車可能な無料の公共駐車場「飛騨古川駅東駐車場」も近いことからアクセスに恵まれた場所に立地しています。同一の敷地内には、702席の音楽ホールを備える「飛騨市文化交流センター」をはじめ、市民の交流と活動の拠点となる複合施設「古川町コミュニティセンター」、ワークショップや体験イベントが開催される「古川郷土民芸会館」、市の福祉における重要拠点「飛騨市福祉事務所(ハートピア古川)」が集まっています。敷地中央には、なだらかな芝生の丘が広がる交流広場(中垣克久彫刻庭園美術館)が整備され、四季の光に映える中垣克久氏の彫刻作品が点在しており、イベント会場としても活用されています。飛騨市美術館は、このように文化施設と公共空間が一体となった環境の中で、市民の文化・交流・生きがい活動の拠点の一部を担い、地域に根差した展覧会や体験イベントなどを通じ、来館者が作品や人と出会い、時間を過ごす体験そのものを価値として提供しています。
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岐阜県飛騨市


飛騨市は、人口約 21,000 人の小さな市で、周囲を北アルプスなどの山々に囲まれ、総面積の約 93%を森林が占めるなど豊かな自然に恵まれた地域です。また、豊富な自然資源のほか、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」を始めとする宇宙物理学研究施設、大ヒットアニメ映画「君の名は。」のモデル地となった田舎町の風景など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫です。
飛騨市公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/
飛騨市美術館公式サイト https://www.city.hida.gifu.jp/site/museum/
PRTIMES飛騨市ページ https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/120394
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