少年たちがそれぞれの過去に向き合い、日々を過ごす喜連川少年院=7月上旬、さくら市喜連川

 少年4人が実行役として逮捕された上三川強盗殺人事件は7月14日で発生から2カ月。少年たちはなぜ闇バイトに加担し、捨て駒に落ちていくのか。さくら市の喜連川少年院では現在の在院者約80人のうち、十数人が闇バイトを通じて犯罪に関わっていた。肉声から実像に迫る。⇒連載へのご意見、関連する体験エピソードはこちらから

 母の再婚相手の義父とは血がつながっていない。19歳の少年にとってはどこか信頼できず、距離を置いていた。昨秋、率直な思いをぶつけられた。「どうして頼ってくれなかったんだ。親は頼るのが当たり前なんだ」