事業計画などを承認した町地域雇用創造協議会の設立総会

 【那須】子育て世代などの定住促進につなげようと町は、寺子乙の旧上の原第1団地跡地に賃貸集合住宅を整備する。民間資金活用による社会資本整備(PFI)方式を導入し、民間事業者が設計や施工などを行い、2021年11月の完成を目指す。25日の定例記者会見で発表した。平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長は「まずは住む場所から整備し、町に人を増やしたい」と話した。

 同跡地は町役場の南東約800メートルの位置にあり、面積約2600平方メートル。住宅は鉄筋コンクリート造り3階建てで21戸、間取りは全室3LDK、エレベーターを設置する予定。入居者は中所得者層の新婚・子育て世代などを想定している。家賃は駐車場代など合わせて月額6万円程度とする考え。

 住宅はPFI方式の導入によって複数の民間事業者が設計や建設、運営などをグループで行い、施設完成後に所有権を町へ移転させる。民間のノウハウなどを活用することで、コスト縮減が期待できるという。

 民間事業者の公募は12月から来年4月まで受け付ける。入居は22年1月から受け入れる考えだ。整備費は町の試算で約4億4千万円で、半分は国の補助金でまかなう予定。